「好きな時間に、好きな場所で、 好きなことをする」

Everforthのワークスタイルの重要なコンセプトが「好きな時間に、好きな場所で、好きなことをする」です。

上述したように、Everforthは一人一人の幸福を追求することが存在の目的でもあり、また同時に、それによってモチベートされた優秀な人材の能力を活かすことで企業としての経済性も追求できると信じています。

それは、株式会社という経済の共同体である以上、管理されずとも、主体性を持って考え、行動できる人にのみ享受できる自由という厳しい側面も持ち合わせていることは事実です。

慣れないうちは戸惑ったり、周囲(クライアント、仲間)の期待や認識と自己決定の葛藤で悩むこともあるかもしれませんが、それを乗り越えた先にある自由な生き方は、何にも代え難いものだと思います。

「好きな時間」

Everforthにジョインした人の多くは、その圧倒的な自由なワークスタイルに最初は戸惑います。

いつ働くのか、どこで働くのか、オフィスに行くのか、自宅でやるのか、ランチに行くのか、昼寝をするのか、ジムで筋トレするのか、誰にも何も報告する必要はありませんし、許可を取る必要もありません。

Everforthは、そのメンバーとして「言われたことをこなして対価をもらう人」ではなく、「その能力と意欲を最大限に発揮して、何事かを成し遂げたい人」を想定しています。 そのような人は、仕事や家庭、自らの人生の大切なこと(趣味や芸術や学問など)のバランスを自分で取り、人生の幸福度を高めることができます。

自分のためだけに「好きな時間」に働く、というような人は想定されていません。

仕事の先には、仲間やクライアントが存在します。そのことを常に忘れずに、「好きな時間」に働くことで、むしろ成果と貢献を最大化させることができる人がEverforthのメンバーです。

「好きな場所」

ここ数年のトレンドになっている働き方改革において、最もホットなキーワードが「リモートワーク」です。

リモートワークを導入する企業は増加傾向にあり、リモートワーカーのためのサービスやそういう働き方を志向する人たちを活用するための企業向けサービスもどんどん出て来ていますし、2020年、新型コロナウィルスの流行によって、一気に浸透した感があります。

まず、お伝えしておきたいことは、「Everforth=リモートワークの会社」ではありません。「好きな場所」で働ける自由を追求した結果、リモートワークをする人が多数派であるというだけです。

一つの場所に集まりコミュニケーションを行うこと、雑談や雰囲気から発想されるアイディアがあること、言語以外から察することができる仲間の精神状態など、通常のオフィスワークに多くのメリットがあることは自明の理であり、Everforthはその価値を十分認識したいと考えています。 ただ、そのために強制的にオフィスに集めること、勤務地に縛られた人材採用を行うことはない、ということです。

Everforthのメンバーは、仕事で成果を成し遂げるために最適な場所をその都度自ら柔軟に選択できることが求められています。

もし、あるプロジェクトで、誰かと顔を合わせて人間関係を構築した方が仕事が進めやすくなると感じたのであれば、一度も会わずにチャットだけで仕事を進めるのは、生産的ではありません。

「好きなこと」

「好きなことをする」の概念を深く理解することは、Everforthには重要です。 仕事(特にEverforthでは、エンジニアリングが多いですが)そのものが大好きでそれだけしていれば満足と言う人もいるかもしれませんが、ほとんどの人は、それ以外に好きなことがあるはずです。

私たちのメンバーには、大学院に通いながら、芸術活動をしながら、アイドル活動をしながら、複数社に関わりながら、働いている人がたくさん在籍しています。 人生の幸福度を上げるために、自分にとって重要なことに時間を割いてもらいたいと心から思っています。 一方で、本当に「好きなこと」だけをやり続けて、会社に貢献することなく、それでいいというわけにはいきません。

Everforthのメンバーは、「仕事とは関係なく好きなこと」と「仕事において好きなこと」を組み合わせて、人生を豊かにしながら、仕事で成果を出せる人が想定されています。

もちろん、仕事だけにおいても、必ずしも「好きなこと」ばかりポジションがあたるわけでもないでしょうが、長期的な自分のキャリア、または、ビジョン実現のために必要なことであればやりたいこととして受け止めることはできるのではないかと思っています。一人一人のやりたいことと会社のビジョンのすり合わせを丁寧に行うことが、マネジメントの最も重要な役割の一つだとも考えています。

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