自由の中でパフォーマンスを高めるために身につけるべき能力

Everforthでは、時間と場所が自由であるだけではなく、仕事の仕方や考え方についても、基本的には自由であるべきだと考えています。

あらゆる束縛から解放され、裁量を与えられてこそ、枠にはまらない発想ができるからです。 また、「自分の頭で考えられる」能力をEverforthは重視しています。

ですから、仕事をする上でのHowToのようなTipsを細かく列挙したり、それを指導するようなことはできるだけ避けたいと考えています。

ここでは、自由の中でパフォーマンスを高めるために常に意識しておくべき個人の能力を挙げておきます。

変化・適応・即応できること

自由であるということは、カオスが定常状態である、ということです。

耐えざる、そして、早い変化の中にいる上で、その変化に適応できることが重要です。

方針や戦略レベルの変化から、自分が携わるプロダクトや一緒に働くメンバーの変化まで、あらゆることが日常的に変化すると言っていいでしょう。

一般的に人は大きくて早い変化に戸惑いを見せるものですが、自由の中でのハイパフォーマーはそれを楽しめる、または自ら変化を起こせるようでなければなりません。

変化に強い人とはどのような人でしょうか。

外部環境・内部環境の情報に敏感で、変化を予兆の段階で察知できるために準備ができていること、何がどう変化したのか(何が変わっていないのか)を素早く把握できること、変化後に求められる成果のために行動を適応させられること、変わり続ける状況を楽しめる大胆な冒険心など様々な要素があると思います。

変化への適応力を高めるために重要なことは、多くの情報を収集すること、自分の先入観に疑いを持ち柔軟に理解しようとすること、他者からのフィードバックを素直に認めることなどが挙げられます。

高い専門スキルと幅広い分野に対する理解

「自由の中でパフォーマンス」を高めるということにおいては、実は「ルールが明確な組織」に比べて特別なスキルが必要なのではなく、「高い能力」が必要なのだろうとEverforthでは結論付けています。

技術的に高い専門スキルを持っていることはもちろんですが、自分の専門分野以外のことも理解して協調して活躍できる幅広さ、高度なテキスト能力、非同期・遠隔な状況で物事を察知して判断する能力、自己決定し責任を引き受ける能力…。

どのような組織においても求められる能力ですが、これらを高いレベルで兼ね備えた人が、自由の中で、人生を楽しみながら、高いパフォーマンスを発揮できるのだと考えています。

厳しい考えかもしれませんが、Everforthに在籍するということは、こうした高い次元を目指して自己研鑽するということでもあります。

自分の強みと言える専門分野を持とうとしてください。 その上で、幅を広げるために、あらゆる分野に興味を持ち貪欲に知識を吸収してください。

信頼関係を構築できること

信頼関係を構築するということは、どんな仕事をしていても重要なことですが、自由な中で仕事をする上では、何にもまして重要なことと言えます。

信頼関係があるということは、「好きな時間に、好きな場所で、好きなことをする」ことが許容されるというだけではなく、実は仕事のパフォーマンスを高めてくれる好循環のサイクルに入るということです。 より重要な仕事、よりエキサイティングな仕事、より優秀なメンバーが集う仕事にアサインされるためには、そこに信頼関係がなければなりません。

そして、そうした仕事に関わること、メンバーと触れ合うことが圧倒的な成長に繋がっていきます。

信頼関係を構築できる人は、気質、能力、性格、知識、関心などあらゆることにおいて千差万別です。 信頼関係を構築できる人に共通するものは、「信頼関係を構築しようとする意識と行動」だけです。 他者の期待に応えようとすること、約束を守ろうとすること、先回りした提案や行動ができること、レスポンスが早いこと、相手のことをよく知ろうとすること、自分のことを知ってもらおうとすること、などです。

自由な中で信頼を勝ち取り、社会に貢献するには、こうした高い能力とマインドを持たなければ、いずれ相手にされなくなります。

自分の人生を充実させ、自由に振る舞っているからこそ、高い貢献を示さなければ、社会から理解してもらえないからです。