「貢献」という考え方の重要性

「貢献」という言葉が出ましたが、これは当たり前のようで忘れられがちな重要な概念です。

「好きな時間に、好きな場所で、好きなことをする」働き方で自己実現する以上、自由に振舞う上で忘れてはいけないことが「貢献」についての強い意識です。

「何に対して貢献するのか」という考え方にはいくつかのレイヤーが存在します。

社会に対する貢献

自分は社会に対してどのような価値を提供したいのか、しているのかという意識を常に持つことです。

ミッション(使命、存在意義)と言えるほどの強い意識を持てるようになれば、それは「(誰かにやらされる)仕事」というものではなく、「自分のやりたいテーマ」になっており、幸福な状態であると言えるかと思います。

自分のやっている仕事はそんなに壮大なことではないと考えている人がいますが、それは違います。

実際には、自分が人生(とまでいかずともある程度の長い時間)をかけて社会に対して提供したい(実現したい)ことが明確になれば、どんな仕事をしていても目の前の仕事をそれとリンクさせて捉えることができるようになります。 (もし、どうしてもそう捉えられない仕事であれば、前向きかつ主体的にそれに近づく仕事を選択できるようになります。)

また、社会に対して提供したい価値を明確に持てるようになれば、同じ目標を持つ優秀な仲間と出会い、仕事を共にすることができるようにもなります。

そうして歩む人生は、ゴールを達成できたか否かに関わらず、必ず楽しいものになるはずです。

会社に対する貢献

しかし、自分のミッションが見つからないからといって無理やり作り出したり、探そうとする必要はありません。 会社のミッションはそのためにあるとも言えるからです。Everforthに限らず、プロフェッショナルとして会社に所属することの意味は、会社のミッションの実現に貢献することです。

会社のミッションは何を意味しているのか、何を目指しているのかを深く理解し、自分なりに解釈し、その実現のために貢献できることは、プロフェッショナルとしての条件の一つです。

会社のミッションが自分の関心事ではない、あるいは、どうにもしっくりこない、という場合には、より具体的な経営課題にフォーカスし、その解決に貢献しようとしてみてください。

全ての人が理念的なわけではありません。より具体的な経営課題の解決に対して、仕事の面白さを見出す人は多いはずです。

事業(サービス、プロダクト)への貢献

自らが関わっている事業は、何を目指しており、誰のどんな課題を解決しようとしているものなのかを理解し、仕事に取り組むことです。

目の前の与えられたタスクだけを盲目的にこなすことは、Everforthにおいては求められていません。

EverforthのVisionは、「インテリジェンス×テクノロジーで社会変革を支えるプラットフォームとなる」ことです。 私たちの開発しているサービス、プロダクトは、必ずなんらかの社会変革を支えるものであるはずです。 目的を意識し、その実現のために貢献する意識を強く持つことが求められます。

チーム(仲間)への貢献

一緒に仕事をする仲間に対して貢献しようという意識を常に持つことです。

それはEverforthの同僚だけとは限りません。共同で事業を作るパートナーやクライアントであることもあるでしょう。

一人でしているように見える仕事も必ずその先には仲間がいます。その意識のレベルが仕事の質を決定的に左右します。

仲間に対する配慮が行き届いた仕事は、信頼と評価を生み、人生によいサイクルをもたらします。 自分の視点からしか考えていない仕事を続けていると、いつか誰からも相手にされなくなるでしょう。

自分自身への貢献

自分を大切に扱うことです。自分の人生は他の誰かに代わりに生きてもらうことはできません。 自分で考えて、自分で決めなければなりません。

自分が満足できる報酬を得られるために能力やパフォーマンスを最大化すること(そのために上記の貢献が必要です)、人生を楽しむために趣味や交友関係に時間を使えるようになること、「好きなことを見つける」ためにいろんな人や情報に接すること。全て大切なことです。

そのためにEverforthの自由を享受して欲しいと思います。

自分を大切に扱えることが、まず他者(上にあげた4つ)に貢献するための全てのベースになるはずです。

人生を楽しみましょう!